dandanko’s blog

これからの私…変化

闇の中

 

主人の癌宣告と共に約、一年半が過ぎ、

あの日から

癌とゆう病気の恐ろしさをつくづく知った。

 

まさしく、名前を聞くだけでも

「死病」

 

あの日から、

がん治療を終えた今でも、一日も頭の隅から消える事のない病気。

 

おかしな事に、色々な知識だけは身についたような気もする。

 

定期的に病院に通う主人は現在は、再発もなく

順調。

 

しかし、

それとは真逆で、

農業の経営は

恐ろしく悪化の一途を辿り、

現時点では

もう、

借金も膨らみ、

辞めざるを得ない。

 

地獄の始まり

一昨年、夏の日…

 

最近、お通じが細い…血が🩸混じったり…

 

便秘気味だった主人は、

この時はもう、

便が出にくい状態だった。

体調は、いつもと同じく、身体も痩せたりなどなかった。

一度検査してみたらと内視鏡の予約をとり

いざ診察…

 

診断は、すぐ大きな病院に行って下さい。

 

紹介状を出します。

病名は、

直腸癌

 

ステージ3c

 

その日からあれよあれよと、

落ち込んでる暇もなく、

10日後には、手術…

 

 

無事成功…

 

しかし、

人口肛門…これから、お父ちゃんは再発防止の

抗がん剤生活が半年。

それが終わると

今度はもう一度、一時的につけた人口肛門を

外す手術が彼は待っている。

 

 

それでも、

子供は、学校、

私は仕事。

 

これから

どうなっていくのか、

ただただ、

不安でしかなかった。

 

すでに、もう、この時は、

色々なものが色々な…

私がやっと安心して野菜を作っていられる

心の余裕、栽培への意欲は完全に

なかったと思う。

今思えば…

 

やればやる程惨めになる。

 

朝、5時に起きたら、

血圧の低い私は、

身体を目覚めさせるように少しずつ、行動していくのが日課

 

6時半くらいになれば最近は外も少しずつ明るくなってきはじめ

子供達の朝ごはん、

洗濯物の準備を始める

 

ちょこちょこ体調がよくなってきて無理してアルバイトにでる主人と子供を送り出した後、息つく間もなく、

先輩農家の元に、

収穫の手伝いを2時間ほど行くのが日課

 

これは、

現状で自分の作った野菜の収入で、現時点で

経営が成り立たないので、昨年末から

手伝いに行きはじめた。

 

しかし、また、これが

クソ程意地悪な、

先輩農家…

 

「生活辛いお前に休みっているか?」

 

「お前は葉物野菜作っても金にならんだろぅ?

廃棄するトマト持っていくか?」

口を開けば嫌味。

 

など。

 

毎日毎日、辞めたいと思う。

けど、

家族の為に、どれほど惨めな思いをしても

少しでも稼がないと、この家で

疫病神にしかならない。

 

借金の返済にも

 

そろそろ疲れ、

心も身体も

もう、色々限界…

 

 

そんな暮らしでも、

自分の作った野菜を帰宅後収穫して、

お世話をしている時は、凄く心の安まる時間。

 

ずっと続けていきたいな。

でも、

コロナからの戦争、

インボイス

もう、

そろそろ、

限界だろう。

 

増税メガネ…

 

 

人のせい。環境のせいにするのはやめよう。

毎日思うが、

 

それ以上に

一昨年、

1番頼れる存在。

私の大事な人、主人が

ガンになった事が

少しずつ

 

崩れ始めた大きなきっかけだったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天を仰ぐ暮らし

 

 

 

もう、廃業するしかないのか。

 

農家です。

 

これから少しずつ片付けながら、

新たな道を…

と悩む😕

 

私は子育てかぁさんです。

 

大好きな農業。

でも、もう、経営を続ける事ができない。

 

それでも、明日がくる。